前々から気になっていた本が、生協で少し安く売られていたので、購入してみました。
国際霊柩送還士とは、海外で不慮の事故に遭い亡くなって日本に戻ってきた方を、元の姿に近い形でご家族に戻してあげるお仕事と言えばいいのでしょうか。
また、日本国内で亡くなった外国人を本国に戻してあげるということもされているようです。
概略は何となく聞き知っていたのですが、本を読むと想像以上にハードな仕事で、これを担っている方々の志の高さが感じられました。
また、お子さんを送ることになった親御さんの話が多いため、子を持つ者としては、平常心では読めない部分がありました。
読んでみて思うことは、この本はもっと沢山の方に読まれるべきだということ。
つらいことだからといって、見なかったことにしてはいけないなと感じました。
「海外での死」という特別な視点ではなく、「死」について考えさせられました。
コメント
コメント一覧 (4)
とっても、気になるので読んでみようと思いまーす!!
ご紹介ありがとうございました♪
是非読んでみて下さい。
開高健ノンフィクション賞を取っているから、図書館にもあると思います(^_^)
まだ途中だけど、相方の会社名が出てきて事実確認しちゃいましたw昔の仕事で相方は送り出すほうもやった話など聞いていたので、のめり込んで読んでいます。
静かな語り口ですが、引き込まれる本ですよね。
そしてわご主人のお仕事、正に関係してますものね。
送る側の方も、大変なんでしょうね…。