芥川賞受賞会見で物議をかもした田中慎弥氏の受賞投稿が朝日新聞に載っていました(芥川賞受賞作家の文章が載るのは恒例なので、今回は楽しみにしていました)。

好き嫌いが分かれるところだと思いますが、私はこの方の会見、爆笑しながら見ました。

ほぼ、同世代ですが、子供みたいなムキになりっぷり結構(笑)

まさか計算していた訳ではないと思いますが、あの会見で芥川賞がいつも以上に注目されて、間違いなく本が売れることと思います。

そして、就職した経験がなく、小説だけを書いて20年暮らしてこられたということ。

時に、こういう方に小説の神様は微笑むのだなと思いながら見ていました。

物書きに憧れていた身から見ると、羨ましい限りです。小説の神様って、気まぐれで滅多に微笑んでくれませんから。

しかし、昭和であればこういうダメオの側には、身を粉にして尽くす女性(内縁の妻とか)がいたのだと思いますが、この方の場合、それお母様というのが時代ですね。

就職もしない子供を10年単位で支えられるだろうか??

私には無理ですわ…。そこが男子の母との違いかしら…。