放射線医が語る被ばくと発がんの真実 (ベスト新書)
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震災直後から、Twitter等で情報を発信し続けていた、チーム中川の中川医師による本です。
放射能に関する情報は錯綜していて、素人には何が事実なのか分からないことが多かったのですが、この本には誠実な言葉で、中立的な事実が書かれており、非常によく分かりました。
発がん性に影響しないレベルの放射能から逃れるために、無理に環境を変えることは、ストレスとなり、逆に命を縮める。
いわゆる関東地方のホットスポットに住む私は、以前からそう思ってきました。その考え方は間違っていなかったのだと、再認識できました。
多くの方に読んでいただきたい本です。
コメント
コメント一覧 (6)
うちの会社にも、そんな理由で派遣社員として仕事に来られている方がおられます。
妻子持ちです。東京から岡山へ引越し、転職。
家族の為とは言え、大変な決断だったろうなぁ…と思います。
知らないと、不安になること多いですよね。
自信を持てなかったり。
正しい事を知ることは大事ですね。
風邪だって引かないと言い切れば引かないんですもんね(笑)私もそう思いまーすww
私も図書館にリクエストしてみよう(^^)
放射能に関して、周囲には敏感に反応する人も多かったけど、
我が家はあまり気にしませんでしたねぇ。
基本的に自分で解消・解決できないレベルの不安は持たないことにしています。
かといって、不安が全く無いかといえばそういうワケでもないので「正しい情報」収集は大切だと考えています。
専門の方からの「心配には及ばない」という言葉は大きな安心材料ですね♪
モリゾーさんの会社にも、東京から疎開(?)してきた方がいらっしゃるんですね。色々ご事情はあるのだと思いますが、大変なことですね…。
問題になっているのが、夫婦の意見に食い違いがある時のようです。確かに、避難したい方から見ると、そこに留まるなんて信じられないんでしょうし…。お子さんがいたら、尚更でしょうね。
我が家は夫婦共に同じような適当さなので(笑)丸く収まっています。子供に必要以上の恐怖を与えるのもよくないと思いますしね。
私の住む地域は、名指しでホットスポットと言われていたので、ノイローゼ気味の方もいました。
もちろん、私だって、できる限り有害な物は体に取り込みたくないけれど、それを避けるために、必要以上のストレスを感じるのでは…、と思っています。
マスコミは興味本意で、色々取り上げますしね。
>基本的に自分で解消・解決できないレベルの不安は持たないことにしています。
私もそうです。考えても自分ではどうにもならないことは、スルーすることも時に必要ですよね。
2004年に役所広司主演で「東京原発」という映画がありました。
今回の原発事故を予測したかのような内容ですが、事故以来youtubeから、削除されてしまいました。
そのDVD、レンタルからも消えたので、買っちゃいました。
友人・知人が「貸してくれ」って来ます。
そんな映画があったとは。存在さえも知りませんでした。
興行収入低かったんでしょうね(笑)