担仔麺と小籠包とマンゴーかき氷を食べ、満腹どころではない状態でシェラトンに戻ってきた我々。

ホテルでゆっくりしたいところですが、ゆっくりしないのが子供というもので…。

何故かまる子と私でホテル内を探検することになりました。といっても、地下のお店をブラブラ見るも、高そうなお店ばかりなので、「わー、すごい宝石!」とか叫んで終わってしまいましたが。

で、まだまだお腹は減っていませんが、夕食プランを早めに決めなければならないのが、旅先のつらいところ。

今回、北京ダックを食べてみたかったんですよね。台北だと、お手頃価格で本格的なのたが食べられると言うし。
ということで、ホテル探検のついでにコンシェルジュに相談してみることにしました。

ガイドブックやWebで見ると、有名なのは「陶然亭餐廳」と「天厨菜館」というお店。どちらがお勧めなのか聞きたかったのです。

が、コンシェルジュの方は日本語が分からず…。夫もいなかったので、私の必殺・単語英語が炸裂!

しかし、いまいち意思の疎通が図れず、困ったコンシェルジュ(若い女性)が、近くにいたベルガールにヘルプを(笑)

ベルガールの方は、日本にいたことがあるとのことで、日本語が堪能で、コンシェルジュと私の通訳をしてくれました。

その結果、以下のことが判明しました。

●陶然亭餐廳と天厨菜館を比較すると、天厨菜館はお値段高め。

●この2つ以外にお値段お手頃で北京ダックが食べられるよいお店がないか聞きましたが、「陶然亭餐廳はお勧めです」とのこと。

ということで、素直に陶然亭餐廳の予約をお願いすることにしました。こういう時、コンシェルジュサービスのあるホテルは楽ですね。

「北京ダックが食べたい」「18時30分に伺います」ということを伝えてもらいました。

その後、時間潰しに近所のセブンイレブンに行ったり、部屋でトランプしたりして過ごしました。

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そんなこんなするうちに、時刻は18時過ぎに。コンシェルジュが、ホテルカードの裏に陶然亭餐廳の住所を書いてくれていて、「これをタクシーの運転手に渡してくれれば分かります」とのことだったので、シェラトンからタクシーで向かいました。

予想していたより、時間がかかったかな。

恐らく、運転手さんは、きちんとお店の前に着くように考えて連れていってくれたようです。確かに、大きな通りだと、道路の反対側に連れてこられたら、分からないものね。その辺りが、さすがホテルに出入りしているタクシーです(^_^;)

さて、ビルの二階にあるお店に着き、「18時30分に予約していた子連れ狼です」と言ったところ(注:日本語は通じないので、夫が英語で話しております)、予約板らしきホワイトボードには、

「18:30 日本人 3」

の文字が(笑)

固有名詞ではなく、人種カテゴリーなのね。

それでも大きな問題はなく、席に通されました。同じ時間に日本人の予約が複数あったらどうするのだろう(笑)

通された席は、個室の中にある3つの円卓のうちの1つ。後の2つのテーブルには大家族が大集合していました。

その後、夫が英語で話し掛けられて事情が判明しましたが、台北に住む祖父母のところに、アメリカに住む息子さんのご家族等、遠方からの親族が集まったようでした(^_^)

さて、メニューは見たものの、家族三人なので、北京ダック意外のものが食べられるとも思えない…。

料金をプラスすれば、北京ダックの中身の肉をつかったスープや一品料理が頼めるとのことでしたが、これもパスしました。

また、円卓の上には最初から小皿料理が3品ありましたが(ピーナッツとか)、別料金ということでしたので下げてもらいました(絶対に食べ切れない。笑)。

ビールを飲みながら北京ダックを待っていると、サラダが運ばれてきました。

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「頼んでないですよ」と伝えると、「サービス」とのこと。北京ダックを頼んだ際のサービスのようでした。パクチーとピーナッツの効いたサラダだったので、好みが分かれるかもしれません。

結構時間かかるのかな?と、まる子に塗り絵などさせながら待っていると、予約していたかいあって、程なくして北京ダックが運ばれてきました!

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カットしてくれるお兄さんに「写真撮ってもいい?」と聞くとポーズを取ってくれたので、そういう日本人が多いのかもしれないですね。

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また、サービス担当のお兄さんが、家族三人の写真を撮ってくれると言うので、お願いしました。

言葉は通じませんでしたが、フレンドリーで感じのよいサービスでしたよ。店内も、高級というより庶民的な感じでしたが、逆に落ち着く(笑)

しかし、カットされた北京ダック、すごい量です。サービス担当のお兄さんが、最初だけ、モチモチの皮にダックとネギと味噌を乗せ、巻いてくれます。

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「おいしい〜」と騒いでいたら、まる子が「まるちゃん、鶏肉の皮好きじゃないんだけど」と、この期に及んで衝撃的な告白を(-_-;)

これは普通の鶏皮じゃないんだよ!と説教したくなりましたが、言っても仕方ないので、パリパリのおいしい皮をを取り出して、身の部分の肉を巻き直してやりました。

まったく罰当たりなやつめ。大人になってから後悔するのだぞ(笑)

ようやく、「いただきます〜」

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しかし、北京ダックって、かなり重たい料理ですね…。

今まで、中華料理のコースの中に組み込まれているのを食べてい際は、1人1つくらいしか配分されないから、「いつかお腹いっぱい北京ダックを食べてやる」という野望を抱いていたのですが、いざ食べると、そう食べられるものではないです。

モチモチの皮、ダックの皮(当然、油分多し)、こってり味噌…。

やっぱりね、大人数で来て色々なものを頼み、その1品としてあるくらいがちょうどいいものだと思います。

結局、まる子1つ、私4つ(頑張ったのですが…)、夫たくさん(笑)食べたものの、食べきれず、持ち帰りをお願いしました。

今回の教訓:北京ダックは食べ放題するものではない(笑)

しかし、他にお料理を頼まなかったこともありますが、北京ダックとビール・ジュースで1,111元(約3000円)でした!なんという安さ。

今度来る時は、隣のテーブルの大家族みたいに、大人数で来て、他の料理も楽しみつつ、北京ダックも食べてやる〜。と心に誓ったのでした(今度って、いつ?という突っ込みはなしです…)

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