昨日の帰り道、自転車の後部座席に乗っていたまる子がつぶやきました。

「あの車が恋しいよ…」

最初は何のことか分かりませんでしたが、どうもプリウスのことを言っている様子。

「まるちゃんね、あの車大好きだったのに。何でお別れしないといけないの」

ポロポロ泣いているのが分かります。

「あの車はね、壊れちゃったし、もう古くなったから新しいの買うことにしたんだよ」と説明したら、一応理解しましたが、「パパの車がぶつからなければ良かったのに…」と。

何だかこちらまで切なくなってきました。

相当なストレスのようで、家に帰っても荒れ気味。

お風呂でまた、「あの車が恋しいよ」と泣き出してしました。

「まるちゃんね、赤ちゃんの時からあの車に乗っていたの。お気に入りだったのに。
何で古くなると新しい車にしないといけないの」

「あの車はね、パパの代わりにケガしてくれたんだよ。車じゃなくてパパがケガしたら、もっと悲しいでしょ?あの車がパパを守ってくれたんだよ」

「パパがケガして入院しちゃったら嫌だよ。前に入院した時、本当に悲しかったもの」

「そうでしょ?だから、あの車に『ありがとう』と言ってサヨナラしようね」

こういう気持ちって一過性のものだし、少ししたら忘れていくのだと思います。

でも、親としては、今回の事故で何が悲しいって、まる子がこんなに悲しんでいることです。

本当にありがとう、プリウス!そう言ってお別れしたいと思います。

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