昨日の帰り道、自転車の後部座席に乗っていたまる子がつぶやきました。
「あの車が恋しいよ…」
最初は何のことか分かりませんでしたが、どうもプリウスのことを言っている様子。
「まるちゃんね、あの車大好きだったのに。何でお別れしないといけないの」
ポロポロ泣いているのが分かります。
「あの車はね、壊れちゃったし、もう古くなったから新しいの買うことにしたんだよ」と説明したら、一応理解しましたが、「パパの車がぶつからなければ良かったのに…」と。
何だかこちらまで切なくなってきました。
相当なストレスのようで、家に帰っても荒れ気味。
お風呂でまた、「あの車が恋しいよ」と泣き出してしました。
「まるちゃんね、赤ちゃんの時からあの車に乗っていたの。お気に入りだったのに。
何で古くなると新しい車にしないといけないの」
「あの車はね、パパの代わりにケガしてくれたんだよ。車じゃなくてパパがケガしたら、もっと悲しいでしょ?あの車がパパを守ってくれたんだよ」
「パパがケガして入院しちゃったら嫌だよ。前に入院した時、本当に悲しかったもの」
「そうでしょ?だから、あの車に『ありがとう』と言ってサヨナラしようね」
こういう気持ちって一過性のものだし、少ししたら忘れていくのだと思います。
でも、親としては、今回の事故で何が悲しいって、まる子がこんなに悲しんでいることです。
本当にありがとう、プリウス!そう言ってお別れしたいと思います。
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コメント
コメント一覧 (2)
子連れ狼さんおはようございます!
遅ればせながらでしたが大変でしたね。
交通事故は『謝ったものが負け』的な
考えがはびこっているせいか、そういう人も
いるのかと改めて驚いて考えてしまった。
事故が子供心にも大きな影響を与えるのかと
とても切ないけれど丁寧な説明をされてますね。
とりあえずは皆さんケガなど無くて何よりです。
ビッツは愛らしい車ですから、きっとまるちゃんも
大好きになりますよ☆
ありがとうございます。
事故自体は車が壊れただけで大したことなかったのですが、相手方の誠意のなさにびっくりするやら、悲しい気分になるやら…。
まあ、これが買ったばかりの車だったりしたらもっと怒るのですが(笑)十年物の車ですからね〜。
まる子も少し落ち着いてきました。
新しい車が納車されたらまた何か言うのかもしれないですけどね(^_-)