小学校に男侵入し銃発砲、4人死亡 米ペンシルベニア

先日アメリカで起きたショッキングな事件。

小学校に男が侵入し、幼い女の子5名が射殺された。

最初のニュースを聞いて涙が出たが、続報を聞いて深く考えこまされた。

この事件が起きた地域は、アーミッシュというプロテスタント系の敬虔なキリスト教徒が独自の文化を保ちながら暮らしているところだというのだが、この時年かさの生徒(といっても13歳の少女)が、

「私を撃って他の子は解放して」

と言ったという。

自分より年下の子供をかばうために申し出たのだが、結局容疑者の男は10人の少女を撃ち、そのうち13歳の彼女、12歳、8歳、7歳(2名)の少女が亡くなった。

どんな理由があったのか分からないが、何の慈悲の心もなく10名を撃った男には憤りしか感じられない。

しかし、アーミッシュの人達は違った。

自殺した容疑者の家族に「許し」を与え、遺族の一部は容疑者の家族を葬儀に招いたという。

これが宗教の力なのか・・・。

もし自分が遺族の立場だったらこんなことができるだろうか。

常日頃は寛容な人柄だとしても、幼い娘が射殺されてなおそれを保ちつづけられるのだろうか。

私にはとてもそんな自信はない。

ただ、世の中にはこのような人達がいるということを胸に刻んで生きていこうと思った。

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