マーサの幸せレシピ


子供が生まれてから映画館に行っていないので、なかなか映画批評が
書けないんですよね・・・。

この間ケーブルテレビで、以前から見たかった「マーサの幸せレシピ」を
見ましたので、それについて書きたいと思います。

まず私は映画に対しては辛口なんですが、

食いしん坊なので、食べ物がからんだ映画にはめっぽう弱いんです(笑)

今まで見た食べ物映画は、
「パペットの晩餐」
「パリのレストラン」
「ディナーラッシュ」
等々。

食べ物がおいしそうに撮られている映画はそれだけで高得点なんです!

ということで、「マーサの幸せレシピ」。

いかにもドイツ女というマーサと、いかにもイタリア男というマリオの
恋の話なのですが、そこに母親をなくした姪っ子と食べ物がからんで
なかなか良い話に仕上がっています。

食事というのは、生活に密着したものでもあるし、男女が一緒に食事する
というのは恋の始まりでもあります。
それを非常に上手く(かつ、セクシーに)描いているので、話に深みが
出るのだと思います。

「ハートウォーミングストーリー」というくくりになっているようですが、
マーサの神経質さ、マリオの意外な繊細さ等、人物描写が細かくて単なる
心温まる話ではありません。

公式サイトで、監督が女性だと知って「なるほど!」と思いました。
作りこみ方が非常に丁寧なんです。

ということで、「マーサの幸せレシピ」は星4つ!
邦題は女性誌の見出しのようですが、内容はしっかりしています。
映画好きの方にはお勧めです〜。