子供達が犠牲になる事件をニュースで見る度に、親御さんの気持ちを
想像して涙が出て仕方ありません。

そして、犠牲になった子供さんの恐怖や痛みを想像すると、胸がかきむ
しられます。

何とかして、子供達を守らなくてはいけないと強く思います。

各自治体で色々な工夫をしていて、とある区では犬の散歩をしている
人達に腕章を配って、子供達の登下校時に見回ってもらうよう依頼
しているそうです。

ただ、これだとドックパトロールの人がいる道は安全ですが、目が
届かないところが出るのではないかと思います。

そんな中、イギリスで「ウォーキングバス」という試みが広がっている
というニュースをテレビで見ました。

要は、スクールバスの役割を人間が行おうというもの。

時間を決めて、始発の場所から大人数名と子供達が歩き始めます。
途中、いくつかのバス停(?)に寄り、子供をピックアップして、
学校に向かうというものです。

日本の集団登校に似ていますが、大人が最初から最後までついていく
という点が違います。子供達の顔を知っている大人が付き添っている
ことが大事なのだと思います。

そして、ウォーキングバスの良い点は、費用がかからないこと。
バスの購入費用は必要ありません。

イギリスでは、ウォーキングバスの利用者は、黄色いゼッケンの着用が
義務付けられていましたが、そのゼッケンの費用は、ゼッケンに社名を
入れてスポンサーとなって大手スーパーが負担しているとのこと。

日本でも同様の試みができたらいいのになと思いました。

子供を守るには、親や信頼できる大人が見守ることが不可欠だと思います。
知恵を出し合って、子供が悲しい思いをしない世の中にしていきたい
ものです。