ああ、ついに読み終わってしまいました・・・。

池波正太郎の3大シリーズ、
剣客商売19冊+鬼平犯科帳24冊+仕掛人藤枝梅安7冊=50冊を。

この2カ月くらいで読んでしまったので、1日1冊ペースでしょうか。
(「なんだよ、暇なんじゃん!いつ育児やってるんだよ!」と突っ込
まれそうなので自己弁護しておきますが、私は割と速読なので、池波
作品だったら1日1冊は余裕で読めるんです・・・。)

疲れると池波正太郎を読みたくなるのは何故なんでしょうね。

以前この50冊を読んだ時も、やはり仕事に煮詰まってとても疲れて
いる時でした。

何か読みたいのだけれど疲れるものは読みたくない。でも、つまらない
雑誌を読むのも嫌だ。という時にうってつけなんです。

劇作家から出発しただけのことはあり、池波作品はテンポが良くて
読みやすく、かつ表現が簡潔で的確なんですよね。

話も、「最後には正義が勝つ」ことになっているので、読んでいて
安心するし。

そして多分、悪人をどんどん倒していくのが爽快なんですよね。
ストレス発散されますよ。

ただ、50冊をいっぺんに読むと、ネタの使いまわしに気付いてしまい、
鬼平を読みながら、「あれ、この話どこかで読んだような・・・。剣客
商売だったかな。」とデジャヴを感じることが多々あるのが難点ですが(笑)。

仕事に、育児に、お疲れの皆さん、池波正太郎を読んでリフレッシュして
下さい!!疲れている人にこそ、お勧めです!